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ひやひやうどん@やまうち

やまうち

やまうち
関東のうどん名店「綾」はここのうどんを目指し、「イーハトーボ」はここに通って修行したとか。そう、ここはそれらのルーツ。
あの恐るべきさぬきうどん第1巻の最初に登場するのはだてじゃない。
今までなかなか行きたいと思えど行けなかったお店。秘境系とも言われ、非常にたどり着きにくいお店。小さな踏み切りを越えて、あぜ道かと思うようなところを抜けていく。途中で不安になりそうでも、つっきる。しばらく良くと行き先案内の看板が見えてくる。
そして小高いお店に近づくと、いきなり駐車場に車がたくさん。どこからこれだけの車が集まってきたのか不思議なほど。
やまうち 厨房
ここは、うどんを薪釜で湯がく。珍しくいまだに薪釜にこだわっているお店。薪の方が火力が強くて良いという事らしい。お店の外には薪がたくさん積んである。
やまうち
うどんは、やはりここだという味。
だしは絶品。綾の味の本流を感じる。いりこの風味が口の中に広がり香る。
讃岐うどんの完成品と読んでも良いようなもの。うどんも最適なコシと硬さ。うどんを語るならここの味を知らずして語るなかれといってしまいそう。
最後にここのお水は山の水でうまい。
このうどんを作るためには、この水が無くてはならない。うどんは粉の練りから湯がき、水での締めと、水を大量に使う。すべての水がこれを使っていて良いうどんが出来る。
川崎の「綾」も水には苦労している。酒蔵の名水を分けてもらい、シーガルIVの水で締める。しかし、ここには勝つことは出来ないだろう。これほどまでにいい水を贅沢に使えないから。

作成者: katada

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